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NPO法人『ふぞろいプロジェクト』とは

店頭に並ぶ野菜や果物は、重量・長さ・見た目など、多くの規格で区分されています。この「規格」によって、農家で実際に育った野菜の2割〜3割が、少し長いから、あるいは、短いから、形が悪いからと捨てられているのが現状です。少し長くても美味しさに変わりはありません。少し形が悪くても、味や鮮度は同じです。NPO法人『ふぞろいプロジェクト』は、規格外野菜や果物を毎日の家庭の食卓に登場させる活動を行っています。規格外農産物は、ちょっとした気候の変化などで、どこの畑でも生まれるものです。それを捨てざるを得ない現状は、手間をかけてつくる無農薬・有機栽培農家の道を閉ざしてしまいます。捨てられていた規格外農産物の活用は、誰でも出来る「Eco活動」です。 そして安全で美味しい農産物をつくる農家を支援し、食の「安心」を確保します。

「Eco」+「農家」=次の時代の「安心」

疲弊する地域の農業をサポートすると共に、次の時代の「安心」づくりに、ご協力ください。

NPO法人『ふぞろいプロジェクト』の現状と今後の活動

6年前・三次市の農家5件でスタートした活動は現在、東広島・北広島地区の農家が加わり、合計139軒。今年の春から順次、広島市や東広島市に出荷を始めます。これまでの実績では、規格外野菜を出荷すると農家1軒あたりおよそ7万円の増収に繋がっています。

 出荷先mapふぞろい農産物

NPO法人『ふぞろいプロジェクト』が目指すものは?

国や行政は、企業の農業参入や農業の大規模化で、食料の自給率アップを図ろうとしています。確かに有効な施策ではありますが、しかし、この施策からこぼれ落ちる農家もあります。NPO『ふぞろいプロジェクト』は、この施策からこぼれ落ちる高品質で安全な野菜をつくる個人の農家をまとめ、生き残りの道を探ることを目指しています。規格外農産物を市場に流通させることで、農家の増収を目指し、安心で、安価な農作物を消費者に届けること。更に知恵と工夫を集め、生活者の視点で、規格外農作物を利用した新しいビジネスの模索とニーズの開拓をすること。これが「NPO ふぞろいプロジェクト」の理念です。安心で美味しい食材をつくる農家を守り育てることが、食の「安心」につながると共に、次の世代のための地域や社会の「安心」づくりにつながるはずです。

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